もしかして声フェチかもしれない

狭く浅くアイドルを好きになってます。

とりあえず「悪童」を観てくれ ( ネタバレあり)

はい、ではNACSにハマってしまった私から簡単にTEAM NACSと悪童の説明をします。

 

TEAM NACS(チーム・ナックス)は、日本の演劇ユニット。北海道ローカルのテレビ番組に多数出演する。

 

メンバーは5人、おなじみ大泉洋を始め、森崎博之安田顕、戸次重幸、音尾琢真です。

「今1番チケットの取れない劇団」として有名なようです。

 

『あらすじ』
舞台は取り壊しの決まった元レジャー施設「竜宮」。
そこに27年ぶりに集められた中学時代の部活仲間5人。

廃墟となった元街一番のレジャー施設「竜宮」に男が立てこもった。
男の名は「吉村」通称チャック。独身。実家食堂手伝い。
幼なじみということで説得の役を任されてしまった市役所職員「西崎」通称ニシくん。既婚。子供一人3歳。
占拠の理由は分からないまま中学時代の卓球部仲間の呼び出しが要求される。
そして集められたニシくんを入れた4人。
元部長、現在会社役員の「紺野」通称コンちゃん。既婚。子供中学生が2人。
元副部長、現在投資会社社長「巻」マキくん。バツイチ。
大きな賞を取り、画家として成功した「江口」通称エロッチ。独身。女子大生と交際中。
4人の呼びかけに姿を見せたチャックの要求は、「中学卒業したらみんなで竜宮で遊ぼう」という約束を守れ。と言う事だった・・・。
怒り、あきれ、困惑しながらも「僕はもう癌であとがない」というチャックの言葉にしぶしぶ遊びにつきあう事にした4人。
しかし各々が少しずつ昔を思い出すうち、話はどんどん違う方向へ・・・。

 

私はこのタイトルを見た時にとても暗い話でバッドエンドだと思いました。

だってねえ…悪童ですよ。

しかしそんなことはなかった!

笑いありシリアスありの舞台でした。

 

音尾さんの役人の役がまた似合うんですね笑

大泉さんはそのままだし、戸次さんはまさに「シゲ」って感じでした。

 

ここから少しだけそれぞれのメンバーについての感想を。

 

 

まずリーダー森崎さん。

驚いたのは中盤のシーンでした。

激昂するエロッチ(大泉さん)に「なんか生活に不満なんてあるのかよ!?」と詰め寄られ、ポツポツと語り始めます。

この時のリーダーの表情がね…もうやばい。

サラリーマンの哀愁が漂いまくってました。

繰り返しの日々を退屈に感じながらも抜け出せない葛藤と諦め。

時々強まる語気からより感じられました。

やっぱり役者だわ、リーダー。

 

 

 

次に安田さん。

当たり前だけどとてもかっこいい。

イケメンというよりは渋さの残るかっこいい男です。

プライドが高くイライラしている感じがよく伝わりました。

途中で鎌田暗殺しようと言い出した時は、序盤とのあまりの変わりようにびっくりしました。

安田さんは声がまっすぐ届きますね。

 

 

 

次に戸次さん。

全ての元凶となるチャックを演じます。

いやーこれ絶対当て書きしたろ!と思う1人目。

ハナタレナックスなどで見る自由奔放な戸次さんそのものです。

そのためか副音声の落ち着いた声を聞いて違和感を覚えてしまいました笑

にしても汗すごかったなぁ。ピンク色のTシャツがどんどん濃くなってく笑

今回、子供っぽい役というのもあり1番舞台上を動き回りますからね。

個人的にお話の中で唯一一貫してブレないキャラだと思います。

 

 

 

次に大泉さん。

絶対当て書きしたろ!その2。

がっつり演技を見たのはこれが初めてでした。

ふらふらしててつかみどころのないエロッチを演じます。

前半から一変、エアー殺人としてゴミをバットでぶっ叩くシーンはゾクっとしました。

大泉ならぬ黒泉さん素敵…

 

後半の自分のことをやけくそに語るシーンは、怖いというより哀しさを覚えました。

「あぁこの中には成功者なんていないんだ…」というある種の残念感のようなやりきれない思いになります。

 

 

 

最後に音尾さん。

私はこの悪童の中で彼の演技が一番だと思います。

というか、私はこれで音尾さんに堕ちました。

あまりにも普通に存在してて(周りの個性が強すぎるというのもあるけど)、どこにでもいそうな人。

でもその人が1番葛藤を抱え、苦しんでいた。

NACSが副音声で言っていたように、結論から言えばとん平の件は西くんの大きな勘違いなんです笑

もうものの見事に真実とは真反対。気持ちいいくらい。

しかし、その勘違いのシーンがあったからこそ、ラストの本音が泣けるんです。

今まで自己主張をせず、場を収めることに必死になってくれた西くん。本当に病気なのは自分だと打ち明ける時の諦め悟ったような様子。

他の4人(自分含め)を糾弾するシーンは、小さな頃からいい子だった子が爆発したようで魅入ってしまいました。

そんな西くんの絞り出すような嗚咽。涙。

これがグッと来ないわけないんです。

 

「死にたくない…」のひとことで彼がものすごく愛おしくなるんです。

それを引き出したのはずっとわだかまりを抱えてた仲間たち。

いやー素晴らしい。

彼の泣く演技は「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム」も最高なので見てね!

 

 

おっと、思った以上に音尾さんパートが長くなってしまった。

いやーまだまだあるんだけどね。量が増えちゃうのと、私の文章力の問題で割愛します。

 

 

とにかく言いたいのは悪童を見てくれ!ってこと。

もちろん生に勝るものはありませんが、DVDで見るのもなかなかいいです。

 

終わり!